LEGOの素材はそれほど頑丈にできているという印象ではありませんが、どちらかといえば壊れにくいように感じます。
子どものころは丁寧な扱いをすることがなかなかできませんので、壊れにくいような構造になっているのかもしれません。
ただ、そんな壊れにくいLEGOでも、特殊なレゴブロックだとそうともいえないです。

私がLEGOを壊してしまった思い出として記憶に残っているのは、白い窓のレゴブロックです。
白い窓のレゴブロックをうっかり踏んでしまったとき、パキッとそれが壊れてしまいました。
母親から買ってもらったお気に入りのレゴブロックを壊してしまい、そのときの私はとても青ざめました。

それは単純に母親に怒られてしまうだろうということはもちろんそうですが、悲しむだろうとも思ったからです。
正直にその事実を告白するかどうか迷ったのですが、隠していてもいつかバレてしまうだろうと思ったのですべてを包み隠さず打ち明けました。
すると優しい母親は怒りも悲しみもせず、むしろ私のことを励ましてくれました。
そのときに「おもちゃは壊れてしまうことがあるから次からはもっと注意していこう」という気になり、おもちゃの使い方についての認識を改めました。
それまでの私はLEGOに限らずおもちゃを投げたりして遊んでいたのですが、そういう遊び方をしてはいけないのだとLEGOを通じた体験から痛感しました。

LEGOは頑丈なのでどこか気にせず使っていたところもありましたが、それ以来丁寧に扱うようになったのです。