ファミコンなどが全盛期だった時代に子供時代を送っていた私にとってファミコン以外で、いやむしろファミコン以上に思い入れや思い出をしっかりと覚えているのがレゴブロックで遊んだことです。

幼少の時は縁がなかったはずなんですが、出会いは一体なんだったのかということはいまだに謎です。

小学生の頃、気づけばLEGOが存在していて、常に遊び相手になってくれていました。

一人っ子だったこともあって、家で一人遊びをする機会が多かった私にとってはレゴブロックは最高の遊び相手であり、時間があれば組み立てては崩すという作業を繰り返していました。

説明書に沿って組み立てて一頻り完成版を愛でると、すぐに組み立てたものを崩して新たな組み立て方や独自で考えた組み立てを実践していました。

人によっては組み立てたものを使っていろいろと遊ぶと思うんですが、私は作業自体、想像することの方が大好きで、組み立てと分解を繰り返していたのです。

今覚えば親には結構な出費をさせていたなと、大人になると思います。

当時はお城シリーズ、街シリーズ、列車シリーズといったところを横断して遊んでいて、最終的には一つの缶かなにかにまとめてパーツを混ぜて、手元にあるパーツで一体なにを作れるかということに挑み続けていた記憶があります。

当時見ていたアニメや映画に影響されて車や飛行機、宇宙船や城、家、列車というものを次々と作っては分解していたはずですが、現代のように携帯電話やスマホにカメラが必ず付いているような環境なら、当時に作り上げたものを写真に収めておいて、小さいながらも考えて構築したLEGOを今見てみたかったなと思ってしまいます。